アスファルト防水工事とは

アスファルト系防水工法の特性について

  1. 特性1
    あらゆる防水工法で最も歴史がある・・・。

    アスファルトそのものは、原油の一部ですが、古くはエジプト文明時代の棺の内側に防腐剤として天然アスファルトが塗布されていました。 アスファルトは、古来より防腐剤用途として汎用されてきましたが、撥水性、水密性に優れていることが実証されて、防水用途としても活用され始めました。 防水用途にその機能を展開した当初はアスファルトを加熱溶融し、防水紙を張り重ねる工法(在来工法)が主流でしたが、 加熱溶融時の臭気と煙が居住地区の環境に影響を及ぼすようになりました。 そこで現在はアスファルト防水(在来工法)の特性を更に向上させた、環境配慮型のアスファルト防水工法、 防水紙本体の材質をより高めた改質アスファルト防水工法(トーチ工法、粘着工法)などが、官庁施設、民間施設を問わず幅広く採用されています。
  2. 特性1
  1. 特性2
  2. 特性2
    北海道のような寒暖の差が激しい地域に最適工法である・・・。

    アスファルト系防水工法は、アスファルトを含浸させたシート状の防水紙(ルーフィング)を液状のアスファルトと張り重ねる工法が一般的です。 張り重ねることで、より重厚で信頼性の高い防水層を作り上げることが出来、シート状の防水紙と液状のアスファルトとの複合は、双方の優位性を高め、完成度の高い防水層を作り上げることができます。 現在は、防水紙自体に強度、柔軟性、環境への対応性を加えて、より耐久性の高い防水層を作り上げることが可能になっております。 アスファルト系防水工法は、材料を加熱する工法が主であり、気温の変化を受けにくく、寒冷期の施工に対しても品質性能を損なうことがないので、寒暖の激しい地域の施工に最適な工法です。
  1. 特性3
    豊富な経験を有する優秀な技術者(国家資格を持つ技能士)が多く在籍している・・・。

    アスファルト系防水工法の施工にあたっては、豊富な経験を重ね、国家資格を有する技能士が施工にあたり、その責任において防水層を仕上げる防水工法です。 北海道アスファルト防水工事業協同組合は、優秀な技術を取得している技術者が多数在籍し、その技術力を用いて信頼性の高い防水工事を提供する組合員で組織する団体です。
  2. 特性3