アスファルト防水工事とは
アスファルト防水工事の種類と工法
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熱工法
常温では固形のアスファルトを加熱溶融し、液状になった状態で、それを流してルーフィングを2~5層積層する工法です。最も歴史が古く採用実績豊富で信頼性の高い工法です。 -
トーチ工法
ルーフィングシート裏面に改質アスファルトがコーティングされており、それをトーチバーナーで焙って、単層もしくは2層を積層して貼り付ける工法です。対候性・耐久性の高い工法です。 -
常温工法
改質アスファルトシートに粘着層を設けたルーフィングを、単層もしくは2層を積層して貼り付ける工法です。次世代環境対応型の工法です。
代表的な工法
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密着工法
ルーフィング防水下地面全面を密着させて貼り付ける工法で、水密性が高く、下地に対する接着強度が高い工法です。 -
絶縁工法
穴あきルーフィング、もしくは通気層を有するルーフィングを用いて防水下地に部分接着させる工法です。防水層のふくれを抑制させる工法です。 -
断熱工法
断熱材を使用した防水工法です。断熱材は、露出防水では防水層の下に、押さえ防水では防水層の上に張り付けます。断熱材を使用した、省エネ対応の工法です。